Tag: スパンキング

これまでにレビューした作品のうち、スパンキング(尻たたき)を含むエロシーンが1本以上あるエロゲーのリストです。素手で叩く場合と、道具を使って叩く場合とは区別していません。また、スパンキングが余技として行なわれる場合も含むので、尻を叩く行為自体がメインとは限りません。

for your smile ~あなたのことは、好きでした~ 感想

for your smile~あなたのことは、好きでした~

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総評 60/100(可)

アイスクリームと宣伝されたものが実はラクトアイスだった、というように。本作は、宣伝と実際の内容が同じようにみえて、同じでない作品である。

広報を担当した者は、本作の内容を理解したうえであの紹介文を掲載させたのだろうか? 紹介文中にある「既存の寝取られゲームとの違い」は、客観的事実と異なる。その他のセールスポイントについても、完全に間違っているとまでは言わないが、プレイヤーが宣伝されたとおりに解釈するとはとても思えない。

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巨乳性奴会長 恥辱の白濁黒タイツ ~こんな奴のオカズになるなんて!~ 感想

巨乳性奴会長 恥辱の白濁黒タイツ ~こんな奴のオカズになるなんて!~

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総評 100/200(可)

純粋に下品特化の抜きゲーかと思いきや、実は主張の強い異色作。

非常に失礼な言い方になるが、本作で表現したかったろうことを実現するためには、量的にも質的にもリソースが足りていないと思うのだ。それがみているだけで痛ましい。まるで生まれて初めて書いた小説を読み返すかのような痛々しさが、本作からは呪いのように伝わってくる。

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三射面談 ~連鎖する恥辱・調教の学園~ 感想

三射面談 〜連鎖する恥辱・調教の学園〜 インモラルエディション

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総評 145/200(良)

どんぶり調教もの。「ダーク&ハード調教」路線をうたっているが、実際の内容は通常のBISHOP作品と大差ない。美点・欠点の所在も大体いつも通りなので、BISHOP的な様式美が好きな方にはおすすめ。

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懲罰指導 ~学園令嬢更性計画~ 感想

懲罰指導 ~学園令嬢更性計画~

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あらすじ

下閉伊丈太郎は、猥褻な指導によって学生を更生させる変態教師である。本人によれば、某国の軍で生物兵器や人体実験などを行っていた経歴もあるらしい。名門私立三ツ石学園の理事長は、同学園の乱れ―いじめ、不正、学力低下、風紀の乱れ―を正すべく、問題児たちの懲罰指導を彼に依頼したが……。

総評 125/200(可)

汗ばんだムチムチの女体に惹かれ、その体をネチネチと嬲るような内容を期待して購入。実際のゲーム内容も大体その通りであったから、私は本作を外れだとは思わない。だが、もし本作に純粋な凌辱劇を期待して購入するのだとしたら、その期待は裏切られそうだ。

本作のタイトルは、「懲罰指導」と書いて「おしおき」と読む。これは実際の内容をよく象徴しているが、「懲罰」という語感が多くの調教ファンに不幸な誤解を与えるかもしない。

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学園3 ~華麗なる悦辱~ 感想

学園3 ~華麗なる悦辱~

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あらすじ

主人公(景虎)の精液には、女を発情させ、体質を変化させられるという特別な効果がある。異国の学園で敢えて『道化』に徹していた彼は、学園に通う3人のお姫様を自分の性奴隷に仕立てあげようと計画。唯一信頼するメイドの美鈴に身辺を調査させて計画の障害となるものを排除し、彼女たちに発情精液を浴びせて堕落させていく。

総評 150/200(良)

異国の学園で、お姫様を陵辱する作品。制作はBISHOPということで、相変わらず斬新を避けた手堅いつくりだ。教科書通りのベターなソフト陵辱物を作らせたら、このブランドの右に出るものはない。

本作は、本格的な陵辱を求める方には不向きだが、和姦も陵辱もそれなりにいける方にはオススメである。和姦派の人を陵辱派に転向させる手段としても、このくらいが手始めに相応しいかもしれない。

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えろげー!~Hもゲームも開発三昧~ 感想

えろげー!~Hもゲームも開発三昧~

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あらすじ

エロゲー制作会社フラワーに所属する女社長・女従業員は、全員処女。彼女たちは、才能と技術力には恵まれているものの、性経験の不足から”エロい”エロゲーを作ることが出来ていない。

そんな彼女たちに対し、新入社員である前に生粋のエロゲーマーである主人公は、入社早々、異を唱える。彼にとって、『エロ』とは、ただ男と女が絡み合っていればいいものではなく、下品かつ扇情的でなければならないものだ。

エロゲーについてのこだわりを、豊富な資料とともにぶつけて真心をみせる主人公。女従業員たちはそんな彼の情熱に気圧されて、以後は彼の助言を渋々ながらも受け入れるようになる。

しかし、助言とは単なる二次情報だ。どうしても自らする経験には及ばないし、実際にやってみなければよく理解できないこともある。では、どうすればよいのか?

その答えは実にシンプルで、実際にヤッてみればいいのだ。彼女たちは過程において多少の差こそあれ、結局はその結論に至る。こうして主人公と彼女たちのエッチな”資料”作りが日々行われることになった。

総評 180/200(秀)

エロゲー業界もの。本作の完成度は、全ての項目を『優』以上とみなせるほどに高い。

しかし、本作から漂ってくる強烈で下品なにおいは、和姦や純愛といった芳香剤をどれだけ振り撒いても、完全には誤魔化せない。そのにおいに惹かれて手に取るならば良し。しかし、鼻の利かない駄犬のように貪るならば、毒にもなり得るものがある。

それは、玉ねぎのようなものだ。業界ネタ、バカップルな関係、女だらけの職場、エロゲーにかける情熱……そんな見せかけの皮を剥いてやらないと、本作の刺激的な中身は味わえない。

皮を剥いた本作の正体は、まず下品だ。そして、におう。膣や肛門から立ち昇る女のにおいはもちろん、腋から漂う汗と垢のにおいも愛せなければ、『匂い』は『臭い』となるだろう。チュパチュパと優しい音をたてながらペニスを舐めるのが『おフェラチオ』だとしたら、「じゅぼぼぉ!」「むぐっむぐっ!」「ずずずずっ!」と包茎おちんちんを貪る『口まんこ』はあまりに下品だろうか?

犬も食わぬその極上の気品をすぐにでも味わいたいなら、迷わず買うといい。変態紳士のご同輩、あなたは高貴だ。しかし、もしあなたが玉ねぎを剥くのに涙する体質ならば、以下に述べるようなことにはよくよく注意せねばならない。

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寝取らレイプ ~恋人も妹も~ 感想

寝取らレイプ~恋人も妹も~

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あらすじ

鷹雄は、妹(雛子)に慕われ、良き恋人(香波)にも恵まれた学生だった。ところがある日、妹は悪い男に誑かされ、恋人は目の前でレイプされてしまう。妹からの信頼を失い、今まで通りとはいかない恋人との関係にも悩む鷹雄。しかし彼は、二人が弄ばれるのをただ見ていることしかできないでいた。

総評 55/100(可)

妹や恋人を寝取られる。妹の場合は「悪い男に引っかかって……」という王道的展開だが、恋人の場合は基本強姦である。

シナリオにもグラフィックにも、詰めの甘さを感じる出来だった。少々荒い作りであっても構わないなら問題ないかもしれないが、あまりお薦めはできない。

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黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~ 感想

黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~

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総評 115/200(可)

多くのヒロインを輪姦し、精液塗れにするエロシーンの詰め合わせのような作品。ストーリー展開とテキストは駄目駄目、一部声優の演技も×。しかし一枚絵の出来はとても良く、エロの内容も凝っているので、実用性それ自体は決して低くない。

完璧を求めるなら本作は駄作に違いないが、後述する数々の欠点に目を瞑れるなら、長期の実用にもたえ得るだろう。

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戦国魔姦 感想

戦国魔姦

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総評 120/200(可)

戦国武将女人化もの。低価格なのにヒロイン多数ということで地雷臭かったが、Black Lilith作品なので惰性で購入したところ、私にとっては購入を後悔しない作品だった。

ただ、以下に述べるように、ヒロインが多いことの弊害がないわけではない。それほど悪い作品ではないにしても、全員のエロが充実していないと嫌な方にとっては地雷なので、注意しよう。

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林間島 感想

林間島

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あらすじ

母親を亡くした結城七海と靖明の姉弟は、蔵海津島を統べる名家 水城家に引き取られることになった。

水城家は蔵海津島の金脈を管理し、島の湖の神を奉じる神主の一族である。水城家の現当主 清彦は病床に伏せっており、現在の実質的な支配者は、清彦の弟の晴彦であった。晴彦は水城の血を最も濃く引き継いでおり、その事実は紅い瞳に顕現し、島の全てを把握できる神通力さえ行使できた。

一方、結城家は、蔵海津島の神に仕える巫女の一族である。結城の巫女は、十数年に一度の本祭に際して、淫蕩を好む神を慰めるために、輪姦という神楽舞を神に捧げることを使命とする。

晴彦が結城姉弟を今になって引き取ったのも、姪の七瀬とともに、七海の肉体を供物として神に捧げるためだった。そうとは知らされず島に訪れた七海は、本祭の期日が近づくにつれて昂ぶっていく肉欲と、毎夜夢に見る何者かの視線に不安を募らせていく。

総評 160/200(優)

伝奇風の巫女陵辱物。シナリオは、エロシーンの実用性の高さはもちろんのこと、ストーリー展開も優れている。一枚絵は大胆な構図がとてもエロく、『淫烙の巫女』からの進歩が目覚しい。本作プレイ後は、1月末に早くも年間ベスト級の陵辱ゲーに巡り合えた、という気分になれた。

ただ、無理やりに女を犯す種類の『輪姦』のみを求めて本作を買うと、やや釈然としない気分になるかもしれない。どちらかというと、羞恥プレイ口淫精飲等が好きな方に向いている作品なので、そこのところは注意してほしい。

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